よくある質問 Q&A


Q1:C型肝炎と宣告されました。癌になって死ぬのではないかと心配でなりません。
ご心配かと思いますが、今は昔と違い、治療薬も治療方法も発達しております。専門医の検査を受けてきちんと治療を受ければ、完治する可能性もありますし、万一完治しない場合でも、肝庇護剤による治療で平均寿命まで生きることも可能です。先ずは、専門医の先生に検査をお願いして、自分の肝臓や肝炎の様子と日常生活のあり方や治療の進め方などについても、よく相談してください。
Q2:C型肝炎は不治の病だと言われましたが、一生治らないでしょうか。
昔は、不治の病と言われたこともあるそうですが、今は治る病気と言われています。完治しない場合でも、治療により普通の生活を維持できますので、どのような治療がよいのか、専門医の先生と相談してみてください。
Q3:近くに専門医の先生が居ないのですが。
特に、最初の治療を始めるにあたっては、専門医の先生の検査を受けることをお勧めします。専門医の先生に治療の処方を作っていただいて、それに基づいてお近くの開業医の先生に治療していただくと宜しいかと思います。最低、1年に1度は専門医の検査を受けられることを「肝臓学会」ではお勧めしています。
Q4:インターフェロン治療は、無駄だと聞きましたが。
インターフェロン治療により完治する方は30%前後と言われますが、完治しなくても、慢性肝炎の進行を遅くするとか、肝硬変や肝癌になり難くする作用があるといわれますから、無駄だとは思いません。
Q5:インターフェロンの副作用が厳しいと聞きますが。
インターフェロンには、一般的に次のような副作用があるといわれていますが、各人によって出て来る副作用の差が非常に大きいので、必ず誰にでも当てはまると言うものではありません。一番共通しているのは発熱、頭痛ですが、これが酷いときは量を減らしたり一時、中止すれば治ります。また、血小板の減少、食欲不振等は、投与中に出てきますし、投与終了後に抑うつが出て来る場合もあります。いずれ、こうした副作用のあるものは、専門医や総合病院での治療が良いかと思います。
Q6:家族に感染させたら大変ですが、どんなことに注意したらよいでしょう。
C型肝炎の主たる感染は、海外旅行での性交によるものと誤解している人も居ましたが、まさか今、その様に誤解している人はいないと思います。C型肝炎は、通常の家庭生活や夫婦生活では感染しませんし、唾液とか接触での感染はありません。C型肝炎は、一度感染しますと治癒は難しいのですが、簡単には感染しません。現在は殆ど感染の道を閉ざされていますから心配ありません。
Q7:肝機能のGPT数値が100を越しました。よほど悪いのではないですか。
肝炎が余程悪いかと言うことは、専門医の先生に検査結果の数値を総合的に判断していただく事になります。一般的に、GPTの数値が100以上という方もおられます。この数値は肝臓の壊れ具合を見る上で重要な数値であり、できれば80以下に治まるようにと治療しています。
Q8:C型肝炎は夫婦感染しますか。
C型肝炎の場合、B型肝炎とは違い、夫婦感染は殆どないといわれています。
Q9:血小板が10万位しかありません。肝硬変になっているのでしょうか。
血小板が10万以下の場合、肝硬変の可能性もあるということで、必ず肝硬変というものではありません。心配な場合、検査結果に基づいて主治医の先生に伺って確かめられては如何でしょう。
Q10:主治医の先生が私の話を聞いてくれなくて、私の不安が消えません。
総合病院などで、先生の忙しい時間帯にお話をしようと思っても無理です。質問がある場合は、紙に書いて渡して次回に返事をいただくとか、1度に質問は1つだけにするとか、こちらでも先生に気を使うことが必要かと思います。
Q11:私の母も姉妹もB型肝炎で既に亡くなっています。私も間もないと思えば夜も眠れません。死にたい、死にたいと思って暮らしています。
以前と現在では、治療薬も治療方法も違い、大分進歩していますから、しっかり治療を受ければお母さんや姉妹の方と同じ道をたどるとは思われません。死に気を配るより、如何に有意義な日々を生きるか、如何に日々を楽しく生きるかに気を配りたいものです。
Q12:息子に、C型肝炎であることを内緒にしておかないと隣近所から嫌われる。家を一歩出たら絶対口外してはならないと口止めされています。
C型肝炎は内緒にしなければならない病気とは違います。日常の生活の中で感染する心配は先ずはありません。C型肝炎についてよく勉強されて、病気に対する正しい知識を持ってください。むしろ、内緒にしないでC型肝炎に対する正しい知識の啓蒙に努めていただきたいものです