| date | 独 白 |
| 04/03 |
病気は、その人の人生計画を大きく変えます。特に、B型肝炎やC型肝炎に罹患しますとその人生は終着かのように悲観し、生き甲斐を見失い、意気消沈して暮らす人が見受けられます。しかし、たった一度のたった80年前後の短い人生ですから、「生まれてきてよかった」と思えるように、生き甲斐のある、活き活きした人生を楽しみたいものです。それは例え、如何なる障害や病気に罹患していようとも、むしろそれを福に転じて感謝感謝で生きたいものです。余程の障害や病気でも考え様では福と為すことはできなくはありません。 |
| 03/08 | 会が発足して3年、この間に紫波町内だけでもC型肝炎を原因として亡くなられた方々が相当数おられます。遺族の方に伺ってみますと、早期からの検査・治療を受診してこられた方は少なく、ましてや、専門医による定期検査と適切な治療を早期から受診してこられたという方は殆ど居られないようです。 又、家庭での生活ぶりを伺って見ますと、お酒や煙草が好きで止められなかったとか、仕事が忙しくて食後にゆっくり休んだ事がないとか、お酒やマージャンで夜更かし・午前様が多かったとか、余り痛いとか苦しいと言った事がなかったので・・・、C型肝炎に対する理解不足で、特に肝硬変や肝癌に拍車を掛けるような生活ぶりがうかがえます。 会の設立趣旨・目的を、会員同士の励まし合いや支え合いを中心にと考えてきたのですが、今ここに来て、C型肝炎罹患者の余りに多いこと。その罹患者が適切な検査・治療を欠いている事・・・等が判り、C型肝炎罹患者に如何にして適切な検査・治療を受けさせるかが大きな課題となってきております。 幸いにして今年7月、吉沢先生(広島大学)のご講演を聞かせていただきましたところ、岩手県でも広島県方式を取り入れて、自治体・専門医・開業医がスクラムを組んで罹患者全員を指導し治療していく。との方針を聞かせていただき、一寸安心をしたところですが、果たしてこれがいつまでに発車するのか、或は、この指導によって罹患者全員が治療に本腰を入れるのはいつ頃かと考えますと、これが俗に言われるお役所仕事にならないようにと祈るばかりです。 地域的なものもあるかもしれませんが、未だにC型肝炎に対する誤解や不理解も多く、その為に、家庭内で阻害されて泣いているとか、肝臓友の会にも入れない、講演も聞きにいけない、治療を受けることも出来ないという相談も多く、正しい肝炎の啓蒙活動は、一層強めていかなければならないと考えているところです。 また、罹患者の問題として、自分の肝炎は余程進行していると疑心暗鬼による心配も多く、時にはそれが原因で夜も眠れず、食欲も進まず、精神的に落ちて鬱状に陥っている場合もあります。こうした状況に陥る原因として、主治医の先生から患者さんに、納得できる懇切丁寧な説明が為されていない場合も多く、医師の問題として、患者さんが理解・納得・安心できるような説明が求められます。 近年特に肝炎の薬や治療は日進月歩の勢いで進歩しており、進歩した適切な検査と治療を受診していれば、ほぼ平均寿命は生きられるとも言われており、肝硬変や肝癌といえども疑心暗鬼に陥る必要はありません。 特にC型肝炎は一生涯治療の必要な方が多く、医師の選び方も慎重が求められます。C型肝炎の治療法が日進月歩の勢いで開発されている今。C型肝炎の治療に長けた、新しい治療法を理解し積極的に医療現場に取り入れる事のできる医師、患者を良く理解されて患者に適合した治療を選択できる医師、こうした医師と二人三脚で治療に取組む必要があります。また、心配をしていますと、心が塞ぎがちになりやすいのですが、感染した事実は今更どうにもなりませんから、これは諦めて、治療は主治医を信じ、心は常に明るく、日々生き甲斐を感じつつ、感謝感謝で過ごせば、一病息災で素晴らしい人生を全うできるかも知れません。 有り難い人生。お酒を飲めなくてもいい、煙草を吸えなくてもいい。生きていることを大事に、天然自然の素晴らしさを謳歌しながら、人生をありったけ楽しみ、素晴らしい人生を謳歌したらいい。 |